Anyca(エニカ)の説明会にいきました。
DeNAがはじめた、個人間でカーシェアできるサービス「Anyca (エニカ)」。
普段使わない車を貸すことで、副収入を得られる…という魅力的な響きに釣られて、
説明会に行ってきました!
Anyca (エニカ)の説明会に行ってきました。
説明会と撮影会(車の)はけっこう頻繁に開かれていて、19時半~なのでサラリーマンの私にも行きやすい時間帯でした。やっぱり副業で考えている人が多いのかもしれせん。場所は渋谷ヒカリエ。11階で受付して21階へ。来ているのは全員男性。30代~50代くらいが中心。見てると、貸す側の人ばかりでした。まあ、そりゃそうか…。席にはアンケート用紙とDeNAのラッピングの水。担当者の方の説明からお話が始まります。
CaFoRe(カフォレ)とAnyca (エニカ)の違いって?
CaFoRe(カフォレ)と全く同じサービスかと思ったのですが、そもそもの前提からして違うみたいです。
CaFoRe(カフォレ)→ その車を使うことの独占交渉権についてお金が発生する。(なので借りる料金は無料という建前)
Anyca(エニカ)→ 個人間で共同使用契約を結び、共同利用についてお金が発生する(だから、契約期間が6ヶ月。あくまで個人間の契約のため、法人では登録できない。)
→道路運送法という法律で、レンタカー業などの許可を得てない者が有償で車を貸すことを禁じている→共同使用契約という形で駐車場代や維持費用を共同普段してる…という形にして適法にしてるようです。
『業として有償で貸し渡す』ためには国土交通大臣の許可がいる。
※道路運送法80条1項
罰則は100万円以下の罰金なので、そんなに厳しくはないですが今後規模が拡大して行ったら厳しくなるかも?
旅館業法もそうですが、「業として」とどこまでをどうみなすのか?
を意識していく必要がありそうです。
アメリカだと、リレーライズというサービスがかなりメジャーみたいですね。
AirBnbにおいて旅館業法や消防法がグレーな状態でやってるオーナーが多いのと同じで、カフォレはレンタカー業に抵触する恐れがあるとか。さすがにDeNAさんくらいの規模になると、少しでも法に触れるサービスは提供できないってことなんでしょうね。
気になる保険のこと
Anyca (エニカ)保険→東京海上の1日自動車保険。事故における補償が300万円、
対人対物は無制限、ロードサービスつき。
保険で補償される上限が300万円までというのが自分が気になっているトコロ。
300万円で買い直せない車は、今のところリスクが大きい気がします。
飛び石や引っかき傷、車両そのものの盗難にも対応されないそうで、、、。
逆にいうと、借りる側としては1000万以上の車を借りて全損したとしても15万払えばそれで済む、というになるので高級車は貸す方がコワイかもしれませんね。
CORNSなんかだと試乗でちょっとぶつけたとしても20万だか払う誓約書書かされるので、それに比べると気が楽。
となると、高級車を借りてみたい…(笑)なんて不謹慎なことを思っちゃいましたが、
実際、フェラーリやランボルギーニ、NSXなど車両価格の高いものは現状では保険に入れないそうです。乗ってみたい車に乗ってみる経験を…というコンセプト的にはまだちょっと整備が整っていない印象。
最寄り駅から遠い場合はどうするのか?受け渡し場所が複数可能でも1ヶ所しか登録できないのか?など具体的な質問が聞けるので、オーナーとして考えてる人は行ってみると良いと思いました!
まずは、借りる側として一度経験してみたいと思います。
あと、撮影会も参加してみたいと思ってます。今は無料だけど将来はこんな親切なサービスやってくれないでしょうしね。この手のサービスはなるべく早くはじめた方が得だと思うので、乗り遅れないようにしないと!